無料で観られる4K HDR短編『Singularity』 水彩画のような宇宙を描く

Blender Studioの短編アニメーション『Singularity』が、公式サイトで無料公開されています。約6分半の作品で、Blender Studioとして初めて4K HDRで仕上げられました。
舞台は、星や銀河がまだ若い時代の宇宙です。小さな生き物が故郷をのみ込む異変から逃れ、光る生き物たちと謎の存在に出会います。台詞を使わず、音楽と映像だけで進むため、言語を気にせず楽しめます。作品として気軽に観られるだけでなく、完成映像と制作資料の両方をたどれることが、この短編の特徴です。
水彩画のような宇宙を3DCGで描く
画面の特徴は、3DCGでありながら絵筆の跡が見えるような水彩調の表現です。制作ではBlenderのBrushstroke Toolsへ新しい素材を追加し、Geometry Nodesで群衆の動きを組み立てました。
最新機能を紹介するデモ映像ではなく、まず一本の物語として成立させ、その制作過程からソフトウェアを改善するのがBlender Studioの「Open Movie」です。
映画の後も制作資料をたどれる
公式プロジェクトページでは、制作記事、進捗映像、キャラクターや背景などの資料も公開されています。制作アセット、フレーム、高品質の映像データはCreative Commons Attributionライセンスで提供されており、クレジットを守れば学習や再利用にもつなげられます。
まず本編を見てから、色づくりやキャラクター制作の記事へ進むと、同じ場面の見え方が変わります。
参考・出典
https://studio.blender.org/projects/singularity/
https://studio.blender.org/blog/singularity-premiere/
画像:Blender Studio / CC BY(表示範囲をトリミング)





















