無料で観られる4K HDR短編『Singularity』 水彩画のような宇宙を描く

Blender Studioは2026年5月11日、短編アニメーション『Singularity』を無料公開しました。約6分半の作品で、Blender Studioとして初めて4K HDRで仕上げられています。
完成映像だけでなく、制作に使った素材や工程まで公開されていることが、この作品の大きな特徴です。
舞台は、星や銀河がまだ若い時代の宇宙です。小さな生き物が故郷をのみ込む異変から逃れ、光る生き物たちと謎の存在に出会います。
台詞を使わず、音楽と映像だけで進むため、言語を気にせず楽しめます。
水彩画のような宇宙を3DCGで描く
監督はAndy Goralczyk、アートディレクターはVivien Lulkowskiです。
画面は3DCGでありながら、絵筆の跡が見えるような水彩調で統一されています。制作ではBlenderのBrushstroke Toolsへ新しい素材を追加し、Geometry Nodesで群衆の動きを組み立てました。
最新機能を紹介するデモ映像ではなく、まず一本の物語として成立させ、その制作過程からソフトウェアを改善するのがBlende
r Studioの「Open Movie」です。
映画の後も制作資料をたどれる
公式プロジェクトページでは、制作記事、進捗映像、キャラクターや背景などの資料も公開されています。
制作アセット、フレーム、高品質の映像データはCreative Commons Attribution 4.0ライセンスで提供されており、クレジットを守れば学習や再利用にもつなげられます。
まず本編を見てから、色づくりやキャラクター制作の記事へ進むと、同じ場面の見え方が変わります。
参考・出典
https://studio.blender.org/blog/singularity-premiere/
画像:(CC) Blender Foundation | studio.blender.org / CC BY 4.0(表示範囲をトリミング)
https://studio.blender.org/projects/singularity/pages/licensing/




















