前の記事で書いた百人一首の擬人化、出来栄えは置いておいてとりあえず一回やってみた。
まず、言葉をうまく使って名前だけを考えてみた。
例として、歌番号1番を挙げてみる。
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
この歌をもとに考えついた名前が「秋田伊織(あきたいおり)」
「秋の田の」からとって「秋田」を名字に、「かりほの庵の(かりおのいおの)」から庵の字を取って、もじって「伊織」という名前にしました。
キャラの性格の設定は、歌が作られた背景をもとに考えました。
この歌は元々、天皇が貧乏な農民の立場になりきって詠んだものでした。
なので、「庶民をいたわる慈悲深い貴族または皇族の娘」という設定を作りました。
しかしながら、問題点がいくつか。
一つ目は、設定があまりにも浅すぎてつまらないこと。二つ目は、容姿のイメージが湧かないこと。三つ目は、「秋田」という姓で貴族という設定がいまいちピンとこないこと。これにより秋田伊織は没になりました。
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