たった20年、私の人生の話55
その頃、私はよく自分のことを「欠陥品」「粗悪品」と罵っていました。「死にたい」と口にする頻度が上がりました。
8月頭のことでした。壮行会だか何かの大規模な飲み会の後だったと思います。
本格的に死のうと思いました。本屋でエンディングノートを買って、友人たちや母へメッセージを書いたり、スマホやPC、私の持つ本たちの処理の仕方なんかをごくごく真面目に書いたりもしました。
身辺整理もしました。要らないものや見られたくないものは捨てて、部屋をきれいに片づけて、寮のベランダ(3階)から飛び降りようとしました。
飛び降りようとして下を覗き込むと、1.5m程下に床がありました。その寮、少し特殊な構造をしていたんですね。
「あっこれ死ねねえや」そう思ってから妙に頭が冴えて、正気に戻ったとでも言うべきなんでしょうか。その日は普通に眠りました。
でも、あの時正気に戻らなければ良かったのに、と今でも思うことがあります。
次の週だかその次の週から、精神科に通うことにしました。以前にも一度行ったことのある例の病院です。自分なりに、「あれはやばかったな」と思ったが故でした。
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