たった20年、私の人生の話㉕
これは私の中に「死にたい」という感情が生まれてからずっとなのですが、私には死ぬ度胸も勇気もありません。だから、その時も首を振って「いやだ」と言って、その提案には乗りませんでした。
そんなことを何度か続けていると、彼は「分かった」と絞り出すようにして私の手を握りました。
「帰ろう」と、そう言って彼は私の手を引いて駅まで送り、そうして彼も自宅へ帰りました。
また、こんなこともありました。
付き合っていた当時、とある国公立大学を見つけました。ちなみに、その国公立大学は今の私の志望校でもあります。その学校は、比較的近くで、司書資格が取れて、図書館情報学という名前からしてすごく楽しそうで面白そうな学問が学べる大学でした。
それを、当時の彼氏に伝えました。そしたらそいつ、なんて言ったと思いますか。
「そんな遠いところ行くなら死んでやる」
馬鹿じゃねえの、って今なら思います。けれど、当時の私にとってそれは重い言葉でした。私は、どうにかそいつをなだめてその大学に行く選択肢を消しました。
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