たったに20年、私の人生の話⑩
私は、彼女につられるように遠巻きに見られるように、或いは所謂いじめっ子たちから妙に絡まれるようになりました。と言っても、別に殴られたりとかはしませんでしたし、物を隠されたりとか、服を脱ぐよう強要されたりとかもありませんでした。ただ、私が何かするとクスクスと笑いながら何事かを言うだけ。たったそれだけですが、私にはどうにも心に来ました。
そうして私は、小学生の時から好きだった物語の世界に逃げるようになりました。休み時間は、期限の近い宿題がある時以外はひたすら本を読んでいました。きっと、そうしないと自分が壊れると薄々分かっていたのでしょう。そんなことをしていると、私がクラスで交流できるのはほぼSのみとなりました。
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