こんにちは! ば〜たパパです。
最近、『マウンティング』という言葉をよく耳にするようになりました。
マウンティングとは、私のほうが優れているんだぞ、と
相手を見下す言動
だそうです。
職場でもプライベートでも、意外とおられるのではないでしょうか。
された側は、あんまり良い気はしませんよね…。
佐藤一斎の重職心得箇条にこんなことが書いてありました。
「部下の意見と自分の
同じような意見があれば
部下の意見を採用せよ」
また、
「松下幸之助はなぜ成功したか」
(江口克彦著)
という本にも、同じようなことが書かれてありました。
松下幸之助翁は、自分の意見と同じ意見を持った部下の提案に対し
「きみの考えたことをやろう」
とおっしゃられたそうです。
まさに重職心得箇条での教えと同じことです。
引き立てられた人はやる気になりますよね。
重職心得箇条に書かれていること。
松下幸之助翁がおっしゃったこと。
これらは、マウンティングとは相反することです。
自分が相手より上になろうとせずに相手にやる気を出させる。
どちらが相手に対して良い印象になるか、相手がどれほどポジティブになるか、
すぐにわかりますね。
人にはどうしても、自分は優れている!
と実感したいという、「承認欲求」があります。
だからと言って、マウンティングして
人を嫌な気持ちにさせてまで自分が満たされようとするのは
良くありませんよね。
それに、人のことを褒めた方が相手も喜ぶのはもちろん、
それを見た自分も温かい気持ちになれます。
どちらか一方が満たされるのではなく、どちらも満たされる。
そんな人付き合いができれば素晴らしいな、と思っています。
もちろん、家族や子供たちにもそうした関わり方をしたいですね。
親の方が人生経験があるからといって
なんでも決めつけようとする。
親としては、自分の言う通りになって
満たされる部分もあるかもしれません。
しかし、子供はいい気がしないのは当然ですよね。
『親マウンティング』はしない。
親子だからこそ、お互いが気持ちいい関係を作ることを意識していきましょう。
