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そうして、彼との関係は少しずつ悪化していきました。私が、彼に対して気を使えなくなっていったからです。
だんだんと、私は彼と過ごす時間が減っていきました。LINEの返信も遅れがちになりました。彼からメッセージが来るたびに気分が落ちました。
そうして、学校からの帰り道、友人Sにそんなことを相談していた時、彼女に言われました。
「それって、琴事にとって彼は負担になってるってこと?」
それに、私は少し驚きながらも頷きました。分かり切っていたことでしたが、実際に友人に音に出して言われると心の中にすとんと落ちました。
そっか、私、彼が負担なんだ。
そう分かってから、私は考えて、LINEで彼に別れを切り出し...
秋ごろだったと思います。どんよりとした天気の日でした。バイト帰りにLINEを開くと、彼からメッセージが届いていました。そこには、以下のようなことが書かれていました。
「もう生きているのが辛いから自殺しようと思う。一応お前には伝えておくね」
それを見て、私は慌ててメッセージを送りました。幸いすぐに既読はついたものの、返事は素っ気ないものでした。
私は、とにかく待って、考え直して、と言った旨のメッセージを送り、途中でこれは実際に彼のもとに向かうしかないと思って彼の住む町へ電車を乗り継いで向かいました。
彼は、まだ生きていました。雨が降る中、どうにか言葉を尽くして説得しようと思いましたが、気づけば手...


