金峯山寺 #59

小さい頃は難しい単語なんて消えればいいのにってよく思ってましたが、難しい単語はわざわざ使われるだけの理由が内包されてるなと今は思ってます。まぁ「内包」なんて単語を使った理由は一つもありませんが。こんばんは菊池鑑実です。
今回は奈良県吉野町にある「金峯山寺」についてのお話。
金峯山寺は吉野山から山上ヶ岳までの峯続きの呼称である金峰山一帯にある寺院を総称して呼び、その歴史は修験道の発展に大きく関わっています。

修験道とは役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれる呪術師が成立させた、山に籠って修行をすることで悟りを開く宗教体系で、その本尊が金峯山寺蔵王堂にも祀られている「蔵王権現」なのです。

蔵王権現の大きな特徴は、仏教でも神道でもない日本独自の尊格だということ。日本は仏教伝来により神仏習合が進み、神様は仏様の仮の姿だとする本知垂迹(すいじゃく)の思想が広まりましたが、それにも属さない蔵王権現は歴史という奥深いロマンを体現した存在だと言えるでしょう。
本当は蔵王権現の写真を載せたい所ですが、もちろん秘仏なので撮影禁止。その迫力は現地に行くからこそ体感できるとも言えるのでぜひ参拝してみてください!
本日は以上!




