
こちらはiphoneで撮影した皆既月食の様子。やはり天体をスマホで撮るのは無理か...
今回の皆既月食は月食中に天王星が月に隠れる天王星食も起こるといういことで、月食中に惑星食が同時に起こるのは実に442年振りのことだそう。
ちなみに442年前というと天正8年(1580年)のこと。安土桃山時代真っ只中じゃん!!
ということで今回は天正8年に起こったことを調べてみました!
大きな出来事から言うと約10年に及んだ摂津石山本願寺を相手取り織田信長が戦った「石山合戦」が終決するという出来事がありました。「進まば往生極楽、退かば無限地獄」という言葉が一向宗門徒の間で言われたように、当時と今では信仰の度合いが全く異なるため、攻める側は仏罰を恐れて士気が上がらないというのが常だったようです。
また、九州の方ではイギリスの商船が長崎の平戸に来航したり、大村純忠(すみただ)という大名が領地をイエズス会に寄進して教会領にするなどキリスト教がゆっくりと広まっていました。
こうやって見ると天正8年は宗教がトレンドとして良くも悪くも日本を駆け巡っていた年のようですね。
ちなみに月食自体の記録は徳川家康の家臣の記録に残っているそうです。以上!
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