10月から何が変わる? 酒税・最低賃金・年金など6つの変更まとめ

10月から、お酒の税金や最低賃金、年金の制度などが変わります。暮らしに関わる主な変更を6つにまとめました。
1. ビール系の酒税がそろう(10月1日)
ビール・発泡酒・新ジャンルの酒税が、350mlあたり54.25円に統一されます。
ビール:63.35円→54.25円(9.10円下がる)
発泡酒・新ジャンル:約46.99円→54.25円(約7.26円上がる)
チューハイなど:28円→35円(7円上がる)
※発泡酒は麦芽比率25%未満のもの。変わるのは税額で、店頭価格はメーカーや店によって異なります。
2. 最低賃金が上がる(10月1日から順次)
全国の加重平均は56円上がって1,177円に。最高は東京の1,280円、最低は宮崎の1,085円です。上がる日は都道府県で違い、東京・大阪などは10月1日、最も遅い沖縄は12月2日です。
3. 「106万円の壁」の賃金条件がなくなる(10月)
パート・アルバイトが勤め先の社会保険に入る条件から、「月額8.8万円以上」がなくなります。週20時間以上働くこと、勤め先の規模などの条件は残り、学生は引き続き対象外です。
4. 自営業・フリーランスの「育児免除」が始まる(10月1日)
国民年金に自分で加入している人(自営業・フリーランス・学生など)は、子どもが1歳になるまで保険料が免除されます。所得制限はなく、免除期間も保険料を納めた扱いで年金額に反映されます。
母:産前産後の免除期間のあと9か月
父・養父母:最大12か月
子と同じ住所に住んでいることが条件で、届け出が必要です(市区町村の窓口かマイナポータル)。
5. カスハラ対策が企業の義務に(10月1日)
客などによる常識を超えた言動から従業員を守るため、すべての事業主に対策が義務づけられます。方針を示す、相談窓口を作る、起きたら素早く対応する、などです。
6. 食品の値上げは3,153品目
帝国データバンクによると、10月に値上げされる飲食料品は3,153品目。酒類・飲料(1,399品目)と調味料(820品目)が多くなっています。11月は1,469品目に減る見込みで、10月がピークとみられますが、2027年にかけて値上げは続くと予想されています。
出典
財務省「酒税に関する資料」
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/d08.htm
厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大」
https://www.nenkin.go.jp/tokusetsu/tekiyokakudai.html
日本年金機構「国民年金保険料の育児免除制度」
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/ikujimenjo.html
厚生労働省「カスタマーハラスメント対策の新ルール」
https://www.mhlw.go.jp/web_magazine/series/20260820.html
帝国データバンク「『食品主要195社』価格改定動向調査(2026年10月)」
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260930-pricepass-on202609/




















