笠置寺 #63
北方謙三先生の「悪党の裔」を読んでたら「笠置寺」について調べ直したくなったので投稿!こんばんは鑑実(あきざね)です!

本日紹介する「笠置寺」について知っている人は少ないのではないでしょうか?この寺院といえば有名なのは後醍醐天皇が倒幕の為挙兵に及んだ「元弘の乱」。南北朝時代が大きく動き出した瞬間の聖地と言えるわけなんです。

実はこの寺院、とても古い歴史を持っていることでも有名。笠置山に位置する笠置寺は巨石群があることで知られ、その信仰の歴史は弥生時代まで遡ります。

その後天智天皇の皇子である大友皇子が笠置山にて遊猟し遭難にあい、その際助けてくれた山の神に再び恩返しをするための目印として笠を置いたことが、この地の名前の起源だと伝わっています。

大友皇子の件はあくまで伝承でそれを裏付けるものはありませんが、本尊である弥勒菩薩石像を始めとする石仏群は奈良時代末期の制作とされるそうで、吉野金峰山と並ぶ修験道の霊場として栄えました。

元弘の乱で焼失して以降は室町時代に一度再興が試みられましたが、その後荒廃。正月堂・毘沙門堂・大師堂は文明年間(1469~1487)のもので、今日に見られる山容は明治9年以降のもの。

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